2007-05-13 超短編『四の葉』 閃々と心を打つものの確かさ。 その確かさの持つ不確かさを白詰草の野の原に敷き詰めてゆくと、時折四葉の姿に成るので。 やんわりと四葉を摘み取る誰かの手の先。 その向こうの微笑こそ、心打つものの確かさでしょうか。