西荻ブックマーク『超短編の世界』オフレポ1

銀座のランチオフ、別名「七人の侍もしくは七人岬」に、いきなり地元で渋滞に巻き込まれて、まさかの遅刻。
先に始めて下さいとメールをしたら、皆さん待っていて下さり、大変すみませんでした。
問題の七人は、金子みづはさん、仲町六絵さん、侘助さん、加楽幽明さん、秋山真琴さん、白縫いさやさん。と、武田です。
すてきにお洒落でおいしいランチを頂き、まったり時間を過ごせました。
ドリアって、こんななんだ。ドリア観が変わりましたよ。でも、なんだ、一般的にはやっぱりライスにソースかけてチーズのせてオーブンで焼いたものがドリアってことになっている気がする。あれはピラフなんじゃ……。まあ、いいのか?いいか。
お食事後の歓談。終盤で秋山さんがリタイア。お大事に。七人の侍または七人岬解除。


さらにしばらく経って後、銀座から西荻窪こけし屋さんへ移動。

以下箇条書き。

・有楽町で仲町さんの切符が自動改札にひっかかる。
・後ろでつっかえたおいちゃんたちが、文句も言わずむしろ親切に切符を外して、しかも通るまで待ってくれた。(良い話)
西荻窪到着。じゅりんださん初めまして。
・六人からまた七人岬に。
・会場に行く前にちょっとピンクの象を見たら、会場より行き過ぎるも、すぐに軌道修正して無事到着。
・会場入り口でそえさんがお出迎えして下さる。
・人がいっぱい。見た顔もちらほらちらほら。
・あきよさんとがくしさんが物販コーナーにいらしてこんにちは。ライトがチカチカ。
・タカスギさんにご挨拶。さらにタカスギさんにご紹介頂き、タカスギさんのお姉さまにもご挨拶。
・ひょーたんさんマンジュさんこんにちは。
・金子さんにご紹介頂き、乃木ばにらさん初めまして。てのひら怪談2にサインを頂く。
・脳内亭さんこんにちは。
・勝山海百合さんこんにちは。お手製アップルケーキをご馳走になる。贅沢。ごちそうさまでした。おいしかったです。
・藁人さん初めまして。藁人さん画の栞とハガキと、てのひら怪談2にサインを頂く。仲町さんと空気椅子。
・はやかつさん発見。
仲町さんの席の後ろに、いつの間にか酒月茗さん。こんにちは。
・赤井さんこんにちは。

西荻ブックマーク、超短編の世界のイベントはそえさんの前説で開始。


第一部ではタカスギさんとがくしさん、佐藤弓生さんによるトークショー

500文字では物語を語りきれない。
語りきれない物語の言語化されない部分を読者がいかようにも補える。
その広がりをもつ、未完の詩と小説の狭間のあわいをたゆたう物語が超短編である気がする。というようなお話も出たり。
ポータビリティとか、インターネットと相性が良いとか。
なかなかに興味深く、勉強にもなり、楽しく拝聴いたしました。

十五分の休憩。
トイレダッシュ。
物販コーナーで、タカスギさんのマッチ箱的冊子を一種類ずつ三冊購入。
会場をくるっと見回すと、やっぱり見た顔がちらほら。
東編集長発見。お辞儀をしてみたけど、人が多くて見えなかったかも。
峯岸さんが探されていたので一緒に探したけど姿が見えない。まだいないのではと結論。
そんなこんなで第二部。


第二部は、超短編作家による自作朗読。
自分のことは棚に上げて感想を述べさせて頂きます。偉そうに聞こえたらごめんなさい。


最初は五十嵐彪太さん。読む速度がちょうど良くて、抑揚も心地良い。すごく上手いってわけではないけど、素朴で、良い感じ。
次がマンジュさん。
でらお上手で、素人とは思えない発声と発音。セリフの迫力に鳥肌が立った。
あとで聞いたら、学生時代に演劇部に所属されていたそうで、納得の実力派。
赤井さんの朗読では、豆本三部作。
最初の、導入部も物語のようで、周辺の方々がいっせいにプリントされた用紙に目を落としていました。そこは、まだ書かれた物語ではないのです。と、豆本を持っているワタシは思いました。
がくしさんの朗読は、思ったより速い速度。
書き手の物語のリズムは、書いたご本人が読むことで分かる。聞くほう(ワタシ)は、ちょっと目が焦る。声は聞きやすく、すてきでした。
やまなかしほさんの朗読は柔らかい。リズムが心地良くて、ほわーんとなりながら拝聴しました。
佐藤弓生さんの朗読は、以前怪談之怪のイベントの時に拝聴したことがあったけれど、その時も今回も、情景が立ち上ってくる感じ。声質のせいか、物語の背後に少し緊張感があるというか、となりの異界へ連れて行かれるような感覚がある。
タカスギシンタロさんの朗読は、シライシケンさんによるベースの生演奏付き。
ベースも朗読も異様に格好良く、しかもタカスギさんの超短編は舞台で映えるなあと思いました。全体の意識を舞台に集めて離さない空気を醸されているなあ。おみくじは大吉でした。
てんとうむしの呪文では、耳元で今回の朗読会みたいな朗読が聞けるのかあ。
いいなあ。スカイプなあ。