2007-04-12 超短編『街灯』 夜道、ふと足を止めて頭上の街灯を見上げると、三日月を二つ並べたようなニヤリ笑いの目と視線がぶつかる。 そのまま何事も無かったように歩き出したが、それきり空を見上げられない。